萩ガラス工房オンラインショップ・トップ >>萩ガラスとは?
山口県萩市「萩ガラス工房」は、椿原生林と玄武岩で有名な「萩市・笠山」にあるガラスの工房です。
地元「笠山」でのみ採掘される石英玄武岩(安山岩)を原石から精製し、様々な試行を経て確立した他の追随を許さない独自技術でガラスを製造しています。
淡い緑色の【玄武岩ガラス】、3層構造で内側にヒビを封じ込めた【内ヒビ貫入ガラス】など、国内で唯一ここにしかない「One&Only」をお届けいたします。
萩ガラス工房のある「笠山」は、日本海に面している小さな半島です。
国内ではこの地元・笠山でのみ採掘される「石英玄武岩」(安山岩)、萩ガラス工房ではこの原石を粉砕し、時間をかけて溶融・精製する原石からの一貫生産をしています。
この岩石中に含まれる石英成分と各種の含有金属類により、上品で深みのある翠の輝きが生まれます。

萩ガラス工房は国内の工房ではどこにも挑戦していない鉄鋼生産温度と同じ1520℃という最高温度でのガラス作りをしています。
そのために溶鉱炉と同様に年中窯の火を落とすことが出来ず、年中無休で操業しています。
一般のガラス工房は1200〜1250℃程度で市販品の軟質ガラス(ソーダガラス)素材ですが、萩ガラス工房では高温度領域におけるこの300℃の熱エネルギー差を誇りとし、硬くて丈夫な硬質ガラス(カリガラス)の生産をしています。
これにより強度は5〜10倍アップしています。
現在、硬質ガラス(カリガラス)の生産をしているガラス工房は国内では唯一当社のみです。

通常市販の外ヒビガラスは製作途中で水中に投入し(アイスクラッシュ法)強制的にガラスの表面に外ひびを発生させているため熱湯に入れるとすぐに割れてしまいますが、萩ガラス工房は3層構造でヒビを挟み、内側に封じ込めることに成功しました。
これにより熱湯を注いでも割れることがなく、コーヒーカップ等も安心してお使いいただけます。
(この中間層の貫入は3年かかって完了します。)
現在国内でこのような耐熱手作りカップを製作しているのは当社のみです。
この技法の実践には緻密な熱膨張率の計算と1500℃以上の溶解炉などの非常に高度な技術力を必要としますのでこれまで国内の同業者もいろいろと挑戦しているようですが、 未だどの工房も完成しておりません。

山口県萩市の笠山から採掘された「石英玄武岩」を原材料に作られた「萩ガラス」。
原料そのままの淡い緑色と、硬くて丈夫な硬質ガラスが特徴です。
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国内唯一、当社のみが生産している「内ヒビ貫入ガラス」は、3年の歳月をかけて貫入が変化していきます。
三層構造になっておりますので、熱湯を入れても割れません。
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江戸切り子の系統をくむ萩切り子の特徴は、割り付けの難しい10面カット。
高杉晋作など幕末の志士たちも愛用していました。
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文字やロゴを入れた各種テーブルアイテムなど。
記念品として最適です。(※特注品)
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